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韓国語を学び始めて思うこと

  • Photo du rédacteur: Mari Okazaki
    Mari Okazaki
  • il y a 6 jours
  • 6 min de lecture

先日なんと、ずっと健気に溜めていた JAL のマイルがある程度溜まり、6 月末に切れますよーというお知らせをもらうに至った。


私は願わくば、パリ - 東京間をまたビジネスクラスで味わいたい...!と目論んでいたのだけど、よくよく考えると、私にそんなニーズもシチュエーションも訪れるわけないのであって、それには相当時間がかかるのであって、ソウルに住んでいる今だからこそ、もしやソウル - 羽田だったら行けるのでは...?


そう思い立ち、カチカチいろいろと日付を変えて、リサーチすること一晩... やっぱり梅雨は避けたいしな、とか思いながら、念願叶って、一人で東京二泊三日の旅行ができるという、夢みたいなことが現実になったのである。Tokyo !



こんな幸運が私に訪れるなんて!!私は頬をつねっていた。平日は基本毎日ワンオペの私を労ってか、夫も快く送り出してくれた。感謝。子の方も、「え、なんでママ一人で行くの?」みたいな顔をしていたけれど、「うん、いいよ」と快諾してくれた。東京には大体いつも子と一緒に行っていたので... 子なりに、びっくりしたんだろうね。遊び足りない、不良な母でごめん。



東京で友達が連れて行ってくれた、銀座近くのヴェネツィア風バール。平たく言っても最高だった。早くまた行きたい。
東京で友達が連れて行ってくれた、銀座近くのヴェネツィア風バール。平たく言っても最高だった。早くまた行きたい。

東京自体は、3 月の学校休み(例の 6 週間に一度訪れる 2 週間のバカンス)以来、なんと今年 2 回目という幸運さ。これもまた珍しいことです。


東京に家がないので、ホテルになるし、ご存知の通り、東京のホテルの値段はインバウンドにより高騰中。コロナで失った売り上げを取り戻すぞと言わんばかりの勢いが続いている。子と二人だったら、いつも数日だけホテルに泊まっていたけれど、正直一人ではなんとかなる、適当に安いところを押さえようと思っていたら、まさかの「うちに泊まってください!」とのお申し出をいただいて... 本当に感謝しても感謝しきれないぐらいでした。E さん、ありがとう!



東京で会った友達や元同僚には、ことごとく「で、韓国語は上手くなったわけ?」という類の質問をされた。毎回、「いえ、まだ全然... 今やっと、初級のクラスが終わるところで」というこれ以上にない正解を答えたのだけど、なぜか納得してもらえない。どうやら日本人の頭の中には、「韓国語は日本語に似ているので、比較的勉強しやすい言語」という意識があるのだと思う。



確かにね。認めましょう。数年前までは、私もその一人だったよ。実際に勉強してみると、日本語と文法がとても似ているのと、漢字語(中国語や日本語由来の言葉)が多いので、ハングル文字さえ読めれば、『あぁこのことだな』と分かるシーンは、多々ある。


加えて日本と街の作りが似ているので、『このサインにはきっと "駐車禁止" と書いてあるんだな』と読んで、想像することが出来る。私もなんとか、日々そうやって survive しているのだが、前にも書いたけど、私を苦しめるのは発音と、ハングル文字なのである。



子どもの頃から、数字がよく分からなかったり、学習者にとって一番簡単と言われる「韓国語を読むこと」が、なぜだか私にとっては一番難しい。局地的に、そこだけディスレキシアが発生しているとでも言うべきか。母音を読み間違えるのなんてしょっちゅうだし、聞き分けられない音もある。



今のところ、英検でいう 1 級のようなレベル、かの TOPIK 6 級などを目指そうとは思っていない。とりあえず失礼のない受け答えができ、コミュニケーションが取れれば十分だ。しかも、住んでいるエリアでは、英語かフランス語で日々十分事足りるという、便利な現実もある。


しかし、ちょっとでもカフェやコンビニに行こうものなら、そこは一気に韓国が広がっているわけで(というか元々ここは韓国なわけで...)、コーヒーを買うのにさえも、私はぼろぼろとした言葉を繋いで、非常にお粗末にしか話せなかったのである。


しかし!年始から通ってる学校のおかげで、ロジックが分かり、だいぶスムースになってきた。感謝。とは言ってもまだまだ全然話せませんので、韓国語が出来る皆様、「しめしめ、今度まりちゃんと韓国語で話してやろう」などと思わないで下さいw





よく例文にもある通り、「韓国語の勉強は難しくも、まことに興味深い」。


ある程度読めるようになると、漢字語で出来ているのがよく分かったり、きっとあの音のことだなと推測したりして、脳内ではまるでゲームのよう。何よりここまで文法が似ている言語を学ぶのは初めてのことなのだ。フランス人がすぐにイタリア語、スペイン語、ポルトガル語などを習得してしまう気持ちがようやく分かった。フランスにいるルーマニアの人も、きっとこういう気持ちだったのね...



私は母方の祖父母のこともあり、かねてより朝鮮半島の歴史・社会、韓国語に興味があったし、特に現代韓国語における純粋な朝鮮語(固有語)の比率が気になっていて、いくつものウェブサイトを覗いたり、日本の大学の論文を読んでみたりしたのだけど、調べてみると、どうやら 3 割前後らしい。


そしてそれらの言葉をよく見つめてみると、体のパーツや、形容詞、身の回りの言葉、シンプルな動作の動詞など、そういった、「古来から自分たちではこう呼んでいましたよ」という風情が感じられるような、愛おしい言葉ばかりだった。




愛おしいとは言ったが、それは綺麗事であって、実生活においてこれらの固有語を覚えるのに、無茶苦茶苦労している。(固有語ではないらしいが)どうやったら箸が「チョッカラッk」で、スプーンが「スッカラッk」と覚えられようか。今まで覚えてきたどの言語とも繋がりがないのである。とにかく何らかの繋がりを見つけて、無理やりにでもこの 41 歳の脳に押し込まないといけない。



不思議と、韓国語にはフランス語と似た振る舞いを見せることがあって、H は次の子音に飲み込まれて一緒に発音されたりだとか、リエゾンが起きているなぁと思ったりする。助詞でも、次にどの音が来るかでどっちの活用をするかなど、そういった不規則な、細かいルールを覚えるのに心を砕いている。



と、ここまでいろいろ書いた。調べつつ書いたけれど、まだまだ初級の学習者なので、もしかしたら間違ったこともあるかもしれない。予めお詫び申し上げる。




あと 3 週間で夏休み。今週末には韓国も梅雨になるかもとの予報だ。夏休みになれば、子と一緒に少し日本に行き、その後は夏の間ずっとフランスにいるので、せっかくここまで学んだ韓国語が、すっかりと抜け落ちてしまうことだろう。


私には元々、英語やフランス語との相性が 80% くらいあったとすれば、韓国語に対しては、69% くらいな気がしている。なので、本当に私の頑張り次第。どこまでたどり着けるのか、未知数でしかないけど、(実はちょっと夢もあるしで)行けるところまで行ってみたい。














 
 
 

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